2007年06月23日

ホームパーティー

Madrid (187)_1.JPG語学学校のクラスメイトだったブラジル人のグスタボが新しくピソを見つけたとのこと。彼女もブラジルからやってきて一緒に暮らすというので結構大きなピソみたい。「みんなで遊びにきて!」とお誘いを頂いたので、それぞれみんなが何かを持ち寄ってお邪魔することにした。アリシアはチーズケーキ、グスタボ(先生)はエンパナーダを、私はガスパチョ(市販)、ナタリア、ベアトリス、エルデルはパテ(パンに塗るレバーペースト)やポテトチップスなどのおつまみ系を持参。

夜。いざグスタボの家へお宅訪問〜!アパートへ行き、部屋番号を押して入口で向こうの応答を待つ。インターホンの呼び出し音が鳴る。プルルルル・・・

グスタボ:「¿Sí?」(はい?)
イッシェル:「Holaaaa, ¡soy yo! ¡Abre!」(やっほー私だよ!開けて〜)
グスタボ:「Hola, ixel! Vale」(やあ!オッケー、開けるよ)

間もなく「ジーーーー」となるドアの解錠の音。この間にドアを開けることができ、お客さんは目当ての人の玄関前まで辿り着くことができる。というのがスペイン風。その後は向こうもお客が来たことを分かっているので玄関まで迎えに来てくれて、これで家の中へ入っていける。

中へ入れば、「ほーぅ!」
スペインの大きなアパートは時に共同住宅になっていて、1つの玄関、1つのキッチン、バス、トイレ、サロンに3つか4つの個別の部屋があって、皆がそれぞれ家賃を払いながら一緒に暮らしてるというのが若者の親と離れて暮らすスタイルだが、グスタボのところはちゃんとした独立型アパートだった。これで月700ユーロって言ってたっけなぁ、正確には忘れたけれど大都会マドリッドでこういう一人暮らしをしようものなら絶対月10万円は下らないんだそうだ。こりゃあしっかり働かなきゃね。

夜の何時まで喋ったか分からない。食事して、飲んで(先生のグスタボがサングリアも作ってくれた!)喋って・・・と、こういう和気藹々とできる仲間!こういう仲間を待っていたんだよ私は!と思った。授業だけの付き合いをする先生ってのもなんかギクシャクするよなぁと思ったら、うちの先生は天才や!教え方も分かりやすいし、学校を飛び出しての付き合いにも喜んで来てくれる先生!大変有難い仲間に私は回り逢えた。今夜はいっぱい喋って、いっぱい笑った。あ〜幸せ。

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2007年06月22日

ベルナベウに行く

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今日は学校の帰りに、ナタリアとベアトリスと一緒にサンティアゴ・ベルナベウサッカー競技場へ行ってみた。サッカーにあまり興味のない人でも名前くらいは聞いたことがあるだろうレアルマドリードの本拠地がここ、ベルナベウだ。マドリッド市の北部に位置するが、地下鉄で行けるので大変便利。

入場料10ユーロ(ちょっと高い!)を払うと、まずはサッカー場全体を見渡せる上の階までエレベーターで昇る。想像をゆうに超える観客席の数!目を閉じると、瞼に浮かぶのはたくさんのサポーター、眩いばかりの照明に、スタジアム中央に現れる選手たち、拍手と喝采でいっぱいになった活気ある夜のベルナベウ。カメラ片手にいろんな角度や方向から友達と撮り合いをした。

次に行くは資料館。レアルマドリッドの歴史がずっと展示してある。創立から、過去の写真、映像の紹介、ユニフォームやサッカーボール、優勝杯の展示。なお、レアルマドリッドはサッカーだけでなくバスケットボールチームも持っているので、バスケットチームのコーナーもしっかり作ってあった。出口近くには等身大のレアルマドリッド集合写真のパネルがあったので一緒にパチリ。まるで私のために皆が揃ってくれたような感じで撮れるから面白い。

下に下りて、サッカーコート脇までやってきた。普段選手たちが座るベンチ。1つ1つにちゃんと背もたれがついているし、素材もなんだかフカフカしてそう。座ることは禁止されているようで残念。今後はそのままVIP席の間を通り抜け、VIPの待合ロビーを通った。ロビーにあったソファに座って「ここに有名人が座ったかもしれんやろ!」と言っては喜んで座ったな。

最後は記者会見の行われる部屋へ。ここは登壇はできないけれど、会見席の前まで近づいて一緒に写真を撮るなどはできる。バルサファンのナタリアがおどけて「バルサは強いですね〜、どうしても勝つことができませんでした。悔しいです・・・!うっ」と負けたレアルの選手の真似をして私たちの笑いを誘った。レポーターの格好をして最後に皆でパチリ。

レアル好きでも、そうじゃなくても楽しめる内容になっているここ、10ユーロ払ってもいいなと思える人ならマドリッド観光のいい思い出になるだろう。

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2007年06月21日

カレーパーティー

学校で出会った日本人4人とで、そのうち1人のピソを借り、カレーライスを作ることになった。2ヶ月ぶりのカレーライスに皆わくわくドキドキ!炊飯器などあるわけがなく、鍋でご飯を炊くなんて私にとっては久しぶりの経験だった。飯盒炊爨(なかなか難しい漢字なんだな、ハンゴウスイサンって)の経験もなかなか捨てがたい。いつかためになると信じて勉強は続けるべきものだと実感した。

出来上がりはなかなかの出来栄え!スペインで食べるカレーライスとあって、皆々格別に感じたことでありましょう。スペインの赤ワインと共に。うーんまっ。

さて、こちらには少数ながら、日本・韓国・中国の食品を扱う店があるので現地調達ができてよい・・・が、やはり値段は高い。今回はカレールーを買いに出かけたが、インスタントラーメンに心惹かれいくつかこちらも購入。出前一丁の味のバラエティが豊富なのには些かびっくりした。


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2007年06月19日

でんでんむしむし

日本は梅雨のシーズン到来といった時期だろうと思う。こちらには当然梅雨などなく、毎日晴れ渡っているわけだが、こちらにも「かたつむり」の童謡があるとのこと。マリパスが歌いだしたので、歌詞を教えて!と、ノートにメモしたのでこちらにもアップしておこう。(歌詞が分かっても曲を覚えていないため歌えないのは内緒w)

雨雨雨

Caracol, col, col
saca los cuernos al sol
que tu padre y tu madre también los sacó

雨雨雨


歌の内容は、
♪カタツムリ、ムリ、ムリ
つのをおてんとさんに出したら、お父さんもお母さんも出したよ

ということになっている。
やっぱり♪つの出せ やり出せ あたま出せ〜と日本でも歌うように、かたつむりと言えば「つの」のことを歌うんだろうなと思った。
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2007年06月17日

Museo Sorolla -ソローリャ美術館

マリパスに散々「行ってみるといいよ」「行ったら?」「行った?」「行きなさいよ」と言われまくった、推奨のソローリャ美術館。(爆)
遂に行ってきた。

家から歩くこと20分で、バレンシア出身の画家Joaquín Sorolla(ホアキン・ソローリャ)の美術館に到着。日曜日は入館無料の日だと知っていたので、チケットだけを受け取り、パス。ここはソローリャの家を彼の死後に美術館用に少々改築したものだから、庭や建物自体も見る価値が十分あるので楽しい。語弊があるかもしれないが、どこか「かわいい」とさえ思わせる内観。

ソローリャは19世紀後半〜20世紀初頭の外光派の画家である。私個人としてはソローリャ、かなり好きになった。浜辺での画がお気に入り。淡いタッチが暑い夏を涼しくさせるような、そんな優しい筆遣いと色使いが好きだからだ。


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2007年06月16日

Chucho Valdésの野外コンサート

♪男はぁ〜い〜つ〜も〜待た〜せる〜だ〜けぇ〜でぇ〜
女はぁ〜い〜つ〜も〜待ちくた〜びれてぇ〜
それでも いいと なぐぅさめ〜ていたぁ〜
それでも〜 恋は〜 こ〜い〜


・・・と、モンクロアのバスターミナル前で一人口ずさんでしまった21時。
だって約束の時間を過ぎてもヘルデルが来ないんだもん!(※恋はしてないけど。)

バスターミナルには私以外にも待ち合わせをしていると思われる人がたくさんいたが、その7割以上が女性だったので、つい松山千春の「恋」が頭に浮かんだのだった・・・って私って何歳?(笑

今夜はChucho Valdésの野外コンサートがあるということで、ジャズ好き・ラテン好きの私とポルトガル人のクラスメイト ヘルデルとで一緒に行こうと決めていた。事の発端はちょうど先週の土曜日に出たABCの新聞で見つけた“Festival Pozuelo Escénica 07”の記事で大物アーティストが続々コンサートを開くと知った私が、すぐさま一緒に行ける友人を探し始めたことによる。するとヘルデルが「チュチョ・バルデスのコンサートに行きたい!」と言ったので即決。近所のコルテイングレスへそのまま出向きチケットを買ったのだった。一緒に行ける友人を探したのは、マドリッドの中心部から少し離れたポスエロ地区にコンサート会場があったため。夜22:30開演とあっては帰りが心配だし、もしもタクシーを拾うことになったら・・・とも考えたので誰かコンサートに興味のある人と行きたかった。22:30開演だなんて、日本じゃまず考えられないけれどスペインならまかり通るらしい。

15分ほど遅刻してヘルデル到着。その後バスに乗ってポスエロへ。心配していた雨も晴れ上がって・・・と言いたいところだったが、天気はことごとく雨、雨、雨。ほんとにこれでコンサートやるのかなぁと半信半疑な気持ちで向かった。

どこで降りたらいいのか分からなかったので、バスの運転手さんにどこで降りたらいいか訊いて下車。しかし人が全然いない・・・おまけに強く降り出す雨。会場がどこにあるかも分からなかったので近くを通りかかる人に訊きながら歩いたが、皆の言うことが抽象的過ぎて、会場に着くまでにひどく時間がかかってしまった。

会場に着いてもなお雨は降り続ける。悲しいかな、入り口でチケットを見せると、併せて椅子を拭くための紙ナプキンをスタッフの人がくれた。席は自由なのでチュチョを近くで観るために早くに出かけたのだったが雨に濡れたくもないので、奥のテントに一時避難し、ヘルデルと雨がやむのを待つことに。

約束の開演時間22:30に近くなって雨が一旦やんだのでヘルデルと意を決してステージに近い席へ移動、雨に濡れた椅子を拭いて座り、開演のときを待った。開始のアナウンスが流れ、それまで真っ暗だったステージがぱっと明るくなった次の瞬間!そこにはもうチュチョがいて、ピアノを弾き始めていた。

ちょうど2年前、愛知万博で彼のコンサートをスタッフという立場から見ていた私。あの頃のことが少し脳裏を掠めて懐かしく思い、2年ぶりの彼との再会(苦笑)に「今度は座ってゆっくりと彼のピアノが聴ける!」ことが楽しみでワクワクした。例え彼は覚えていなくても、私は彼と一緒に撮らせてもらった写真を持っているし、彼には特別の思い入れがある。

大きな体に大きな手から次々に溢れるように彼の音楽。ものすごく速く動く指、鍵盤をまるで抱え込むように弾くその手はピアノの全てを知り尽くし操っているよう。ダイナミック、でも時に美しく、一緒に演奏していたベースやドラムやボンゴ奏者もどの人も我々を魅了した。心配していた雨は、まるでコンサートに合わせるかのようにピタリとやみ、演奏に集中することもできた。奏者・観客共に満足した夜になったに違いない。万博の際は、フラメンコ歌手とのジョイントコンサートで来日した彼、一言も話すことがなかったけれど、今回ここはスペインということで演奏の始めに曲の説明を少々ばかりしたことでお声も拝聴することができた。(しかしキューバ出身の彼のスペイン語はとっても聞き取り辛かった)

そして最後。ベースとボンゴ奏者が違う楽器に持ち替えて、歌まで披露すると観客は見事に総立ち!私からも惜しみない拍手を送った。鳴り止まない拍手に彼らも応える。・・・なんとアンコール後に2度も演奏することになった彼ら。どれだけ私たち観客が満足したかということだ。

チュチョ・バルデス。実はヘルデルの話によると、父親のベボ・バルデスの方がもっと凄いとのこと。どんなに凄いんだろうと思う。機会があったら聴きたいなぁ。

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2007年06月15日

Estás callada

授業の最後にグスタボ先生に言われた一言。
“Estás callada.”

授業中にあまり発言しなかったからだ。

「ixelは今日は黙ってたから、明日は彼女が話せるようにゲームをしよう」
だって。

結構ガーンときた。
スペインに来てから話すスピードは多少上がったとは思うけれど、少しややこしい話になるとなかなか口をついてスラスラ言えないのと、仲間の止まらないおしゃべりに入る隙を見つけられないのが難点。話さないから「ixelは内気な女の子」と言われている始末。本当はそんなことないのに!と思ったから、自分の中で悔しい思いが沸き起こった今日。


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2007年06月14日

ヘルペス

2、3日前の話。
なんだか唇がかゆいなぁと思っていたら、翌朝見事にヘルペスができていた。俗に言う「熱のふき出し」。先月もできて、塗り薬を買いに行って余っていたのが今回も活躍することになった。

しかしどうしてこうもなるんだろう。ビタミンや鉄が不足していると人には言われるんだけど、厳密に言って何が足りないんだろうか。とネットでチェックしてみたい今日この頃。

ということで調べるべく萬有製薬のHPからひっぱってきた。以下ご参照。

「潜伏していたHSVが再活性化して口唇ヘルペスや陰部ヘルペスになるときは、発熱、月経、精神的ストレス、免疫機能の低下などが引き金になっていることがあります。口唇ヘルペスは、歯科治療を受けた後や唇が過度に日焼けした後など、物理的外傷に引き続いて起こることがあります。誘因が不明な場合もよくあります。」


だってさ。よく考えれば、いろんなことが当てはまる。
月経もそう、精神的ストレスもそう、体の疲れ、脳の疲れもそう、栄養不足もそう。わー、ほぼ全部!
最近になってクラスがまた1ランク上がり、上級コースになったことから自分に緊張感と焦りもあったし、知らないうちに体が弱っていたんだなぁ。

ふた月も連続でヘルペスが出るなんて、今までなかったことだからびっくりしたが、そういうことか。体を休めることも大切なんだなぁ、でも早くこの大きなヘルペス、(しかも2個!)を治したい。食べるのが煩わしくてかなわない。

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2007年06月13日

Soy el último mono

今日新しく習った言葉。
“Soy el último mono.”
一番下っ端の人、力の殆どない人のことを指して言うそうだ。会社で言えば平社員?

ちょっと本来の意味とは異なるが、クラスを見渡して私がきっと落ちこぼれだ〜と思ったら、なんだか私も“último mono”に思えてきて。

時々「ixelはよく話せるし、すごいよ」とクラスメイトや友達に褒めてもらえるけれど、まだまだそんなこと思えない。知っていて使える語彙の少なさに泣きたい気分になることもある。例えば、文化の授業。皆で読んでいるテキストには高等な単語がたくさん出てくるものだから、ひどい時には「何の話?」ってなこともしばしば。最近なんて“embrión”なんて言葉を先生がよく話されるから気になって調べたら「胚;胎児」だと。新出単語が出てくるたびに電子辞書の単語帳に登録をするように決めているixel、使って覚えなきゃ〜って胎児なんてどこで使ったらいいのやら!(爆

まぁとにかく落ちこぼれでも、ちりも積もれば何とやら、その日習った単語だけでも復習すれば血となり肉となるよね。落胆することもあるけれど、それ以上に進歩が目に見えるからやっていける。自信を持て!わたし!

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2007年06月12日

C1のクラス始まる

今日からクラスのレベルがまた1つ上がった。ついに上級コース(C1)が始まった。
教科書も替わって痛い出費である。。。(高いのだ 泣

文法事項は一通り学んだので、あとは駆使できるように練習するのと、語彙数を増やしたり、特殊な用法を持つ言葉の勉強をしていくのがこのクラスのレベル。あとは喋って喋ってより流暢に話せるようにというのもある。皆がスラスラ喋るのを見ていると「私もあんな風になりたい!」と羨ましく思うixel。私だって負けずに上達させなくちゃ。

レベルは替わっても、共に学ぶ仲間や先生は一緒。生徒の入れ替えは激しいこともあるけれど、それでも皆いい子たちばかりだから授業以外の時も居心地がよくてとても楽しい。最近よりもっと仲良くなった気がする。皆で出かけたり、今後もパーティーを開く計画もあるし・・・楽しみ!

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2007年06月11日

生け花教室in マドリッド

こんな日が来るとは夢にも思っていなかったが、語学学校で知り合った日本人女性マリさんの招待でマドリッドはReal Jardín Botánico(王立植物園)で毎月1回開かれているという生け花教室に行くことになった。今日はその日、申し訳なかったがこんな機会も滅多にないので今日だけは勤勉な学生も授業をサボってしまい、植物園へ。前もって聞いていた話ではスペイン人マダムがたくさんいらっしゃるということだったので、彼女らがどうやって花を生けるかに興味があったのだった。私の立場は生徒ではなく、補助員のようなもの。日本にいた時に生け花を習っていたことをマリさんに話し、「あら!そしたら是非きてみて!きっと面白いと思うから」との返事だったのをいいことに来てしまった。出会いに感謝。

10時過ぎ、プラド美術館横にある植物園に到着。普段は美術館帰りのマドリッド市民や観光客が訪れる観光名所となっているが、今日の私は違う。話には「関係者用の裏口がある」ということだったが、どこか分からなかったので正面で尋ねると快く通してくれた。普段は有料なのでお金を取られたら・・・と心配していたが、・・・心配は無用だった。

ikebana1Sala de seminarioというセミナー用の教室へ行ってみると、既に花材が運ばれており、教室を開く準備がなされていた。そこにいらしたの日本人の先生が3人。それぞれが異なる流派のお免状を持っていらっしゃるということだった。未生流や嵯峨御流、マリさんは草月流で、私は華道即天門と、いろんな流派から人が集まってできた会というだけで興味深かった。ここにもし私の母がいたら池坊も加わるのかと思うと、素敵。(しかし生徒たちはその分戸惑うに違いない)

クラスは初級コースと中級コースの2種類。最初のクラスは初級から始まり、生徒はおよそ8〜10人という小規模制。中には2人の男性も習いに来ていて感心感心。

・・・が、花の生け方といったら(笑)

独創性をかきたてると言った意味ではいいかもしれないが、教えるのはすごく難しかった。特にこの日は1年の集大成ということでテーマや見本は無しの「自由」だったのでなおのこと。おかしいのはおかしいと手を加えてあげたいけれど、彼らの独創性や感性を尊重すれば、言いたいことがあったとしても口をつぐんでしまう。これはむずいぞー。ということで、何周も彼らの周りをグルグル回ってみたものの、声は実際あまりかけられなかった。かえって「そういう生け方もあるのね」と学ばせてもらった方が多かったかもしれない。文化の違うスペイン人だからこそ、我々が持ち得ない生け方の発想を時に持っているように思う。

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▲スペイン人生徒作

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しかし水盤の水に花や葉っぱが付いていたり、とんでもなく花材の背丈が高いとか、四方に花材が広がってしまい根元が締まっていないとか、そういうところは明らかに「おかしく」感じた。ひどく人工的に見えた。だからやはり生け花の根本的な要素として、これは全ての流派に必ずしも通じことではないかもしれないけれども、「そこにあたかも咲いているように活ける」という大前提はあるなと。

日本の皆様、わたくしixel、日本から遠く離れたマドリッドでも自国の文化を忘れず、こうして生活しておりますよ。

そして今日新たに出会った人々との交流も楽しく思い出深いものになった。大切にしたい。

《クラス情報》
Asociación de Ikebana de España
Apartado de Correos nº 404
28708 –San Sebastián de los reyes (Madrid)
http://www.ikebana-spain.com

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広がる人脈

「せっかくスペインに行くのだから、日本人の少ないところへ行きたいの。」と言い、日本人と関わろうとしない友人が過去にいた。

日本人同士で固まって常に日本語ばっかり喋るのは、それは極めてよくないことだけれど、日本人同士でスペイン語会話することだってできるし(実際、私はカヨさんという日本人女性とは練習のためにいつもスペイン語で話をしている。傍から見るととっても奇妙な光景に見えるのだそうだ)、日本人だからこそ得られる情報もある。要は自分で取捨選択をし、日々を有効に過ごせということなのだが。

何が言いたいかって、こないだマドリッドで生け花教室に出かけたのだ。お免状を持った日本人の先生が3人。それぞれ流派が違い、未生流、草月流、・・・といろいろいて、スペイン語でスペイン人マダム相手に熱心に指導している。ちなみに私はまだ免状を持っていないけれど、3年ほど華道即天門という岐阜県にある小さな流派でお稽古を積んだのでスペインで教える生け花にも興味があった。

この教室を教えてくれたのは同じ学校に通う日本人女性。彼女も生け花したいな〜と思いネットで情報収集していたら、とあるサイトにヒット、そのサイトこそが生け花教室のサイトだったらしい。彼女はその場ですぐ電話をかけ、行きたい意志を告げると向こうも大歓迎で「それはどうぞ来てください」とのことだったのだそうだ。

学校で「もしかして日本人の方ですか?」と訊かれたのがきっかけ。日本人だからと接触を毛嫌いしていたらこんなチャンスには回り逢えなかっただろう。

私も誘われて初めて行ってみたが大変興味深かった。
しかも行ったところのお花の先生がスペイン日本人会の副会長という、何とも頼もしいお母さんみたいな人。

お稽古後、少し未生流の先生とお喋り。
「あなた他に何ができる?」と聞かれて、『お茶を続けたい』と言うと
「まぁ!じゃあお茶やりましょう!結構地方にも呼ばれるのよ!お茶やって下さいって」と言われ、

『実は僧侶なんです』と言うと
「まぁ!本当??じゃあ今度インターナショナルの文化教室で仏教について話してくれない?あなたスペイン語大丈夫でしょ?隣に誰かいたらいい?袈裟や衣は持ってきた?お経を読めるのね!まぁすごい!」とのこと。

文化を伝える機会がどんどん広がる広がる。

「書道はやる?」とも。『以前は習っていましたが、書くのは今でも好きです』って答えた。書くのには少々自信がある。

7月には日本人学校で盆踊り大会があるらしく、踊ってくれない?と頼まれ、快くOKを出した。浴衣が着られるんだって。
(太洋くんも行くでしょ?)わーいすごく楽しみ。

外国にいながらにして、日本の文化を伝える機会を得られるなんて日本人冥利に尽きる。外国の文化を学び吸収しつつ、日本の文化も紹介する。

・・・嗚呼素晴らしき哉、国際交流。
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2007年06月10日

サラマンカ旅行3日目 〜La Alberca〜

3日目のこの日はサラマンカを出て郊外の村に行ってみようということに。マリパスの推薦もあったLa Alberca(ラ・アルベルカ)という村に行ってみた。彼女によれば、この町で作られたハムやチョリソ(豚肉で作った固いソーセージ)は絶品なのだとか。また近くには山脈もあり、高いところから見る景色は絶景らしい。バスに揺られること1時間ほどで町に着いた。

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▲この地方に伝わる刺繍の文化

ちょうどこの日はcorpus chirstiという聖体の祝日に当たる日だったので、村の入口やマヨール広場の中心に設置された十字架のある祭壇はたくさんの装飾品でいっぱい。花やこの地方に昔から伝わる刺繍を施した布で綺麗に飾られていたのが印象的だった。また刺繍の布は、通りに並ぶ家々の2階のベランダからも下げられていて、村人全員こぞっての行事であることが伺えた。ところでお腹を空かせた我々はまずバルに入って一休み、その後はマヨール広場近くにあるインフォメーションセンターで情報収集をしたり、村の通り沿いにあるお店をブラブラしながら見学したりして宗教行事が行われるまで時間を過ごすことに。

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▲corpus cristiのお祝いの様子

村をざっと見ると、この地方はそんなに裕福な場所ではないらしく、ひっそりとした静かな村ということで建物自体も都会で見るような家とはまるで違っていた。この地方の建物は石と木とを組み合わせて建てるらしく、塗られた木のこげ茶色がまるで家のデザインそのものの役割を果たしているようにも見えた。可愛らしいという印象。しかし、それにしても冬の寒さは厳しそうだ。

雨が降ったりやんだりしたのと、運が悪かったのとで、途中2人で考えていたサイクリングもできず、村の外へ出られなかったので時間を持て余したけれど、その分unicaさんといっぱいお話ができたからいいかな。

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▲ロバと散歩に出かけるお爺さんとunicaさん。
 のどかなスペインの田舎の風景だ。


本来ならば車の運転免許を持っている友達を見つけられたら・・・と思っていたが、生憎見つからなかったので残念だった。スペインに来る前は国際免許を取るべきがどうか迷ったが、結局時間も押し迫り、作らぬままこちらへ来てしまったからだ。今になって少し後悔するところもあるが、運転して、もしも事故など起こしたらとんでもないのでなくてよかったのかもとも思ったり。

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2007年06月09日

サラマンカ旅行2日目 〜Salamanca〜

unicaさんの住んでいるピソにお邪魔して朝食を頂いた後に元気に出発!
この日、本当は郊外の村や町に出かけてみようということになっていたが、ターミナルに行ってみるとバスは「明日しかないよ」とあっさりインフォメーションのお姉さんに言われてしまった。よって目的変更。今日1日はサラマンカ市内観光をしようということになった。元来た道を戻る。

【1】市場を見学
サラマンカ市場1サラマンカ市場2サラマンカ市場3

肉屋、魚屋、八百屋が多かった。魚屋や八百屋は雰囲気が似ていたが、一番驚いたのは肉屋。噂には聞いていたが、スペインでは豚を余すことなく全ての部分をぺろりと頂くのだそうで、豚の耳、しっぽ、鼻は真ん中から真っ二つに切り分けられて売っているのを見た。また鶏の頭がついたまま並べてあるのも。毛はきれいにむしり取られているけれど、それでも少々残っているだけで見るのも嫌で鳥肌が立った私、日ごろ美味しい美味しいと言って食べている私はどこにいったのだろう?

【2】Plaza Mayor
街の中心部。

【3】La Casa de las Conchas
文字通り、外壁が帆立貝を形どった建物。遠くから見たらいぼに見えなくもないので美しさには欠ける(苦笑)。誰かの屋敷とかそういう類のものではなく、今では展覧会などの催事場や市民図書館などに使われている。

【4】Universidad
レオン王アルフォンソ9世の命によって1218年に建てられた大学。まずはここに来たら正面入り口で立ち止まること。かならず観光客が立ち止まって何やら探している光景に出くわすだろう。というのもこの正面入り口のどこかに1匹だけドクロ頭に乗ったカエルの彫刻があり、それを見つけられた人は「試験に受かる」などの願い事が叶うと言われているからだ。また中に入れば使われていた古い古い講堂等が見られるようになっている。また別棟の一部は美術館としても開放されている。古い中にも現代が混ざっている大学、これこそまさしく歴史とともにある学びやな。

【5】Catedral vieja y Catedral nueva
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▲カテドラル外観

古くからあったカテドラルに増築した形で2つのカテドラルがくっついているという、何とも珍しいサラマンカのカテドラル。16世紀に建てられた新カテドラルは無料で入れるが、旧カテドラルの方は12〜13世紀のもので美術的価値も加わる。(有料)

【6】Ieronimus
カテドラルを出た後に見つけた別の入り口(笑)!
新・旧カテドラルを高い位置から見られたり、はたまた外にある屋根付近にまで延びた通路を行けば絶景かな、サラマンカ全景が目の前に広がるという。カテドラルを高い場所から見下ろして全体を視野に入れることなんて、今までたくさんのカテドラルを見てきたが、こんなのサラマンカが初めて!大いに満足。

【7】赤十字主催のイベントを見る
カテドラル前にある広場では、赤十字主催のイベントが。それぞれのテントは各国の紹介をするブースになっていて、お昼過ぎになったら各国料理の試食まで振舞うというサービス。・・・ということでこの日は昼ご飯のお金が浮いた。16時からはサラマンカ在住の2人の日本人によるスペイン語での紙芝居を鑑賞。お話は桃太郎、干支の話(「らいねんはなにどし?」)、かぐや姫の3本。子どもというより大人のほうが興味津々だった気がする。

【8】Museo Art Nouveau y Art Déco
その名の通り、アール・ヌーヴォーとアール・デコの美術館。名前は知っていてもどのように定義付けられているのか知らなかったのでここで今一度勉強しましょ。

アール・ヌーヴォー:19世紀末、イギリス・ベルギーフランスに興り、第一次世界大戦前ドイツ・オーストリア・イタリアに波及した、建築・工芸から絵画・ポスター・風俗にいたるデザイン思潮。植物の枝や蔓(つる)を思わせる曲線の流れを特色とする。モリスらのデザイン運動を源流とし、ピアズリー・ヴァン=デ=ヴェルデ・ガレ・クリムト・ガウディらに及ぶ。(『広辞苑』より)

アール・デコ:1920年代から30年代前半にかけてフランスを中心にヨーロッパで流行した工芸・グラフィック・ファッションなどのデザイン思潮。アール・ヌーヴォーへの反動で機械文明を肯定し、幾何学的形態と機能美を強調した。1925年パリの装飾美術展(Les Arts Décos(フランス))がきっかけとなったため、こう呼ばれるが、「1925年様式」ともいう。(『広辞苑』より)

さて美術館にはガラス、陶器、七宝工芸、2階にはたくさんのお人形がズラリ。残念だったのは館内撮影禁止だったこと。入口を通ってすぐ上を見上げると、きれいなステンドグラスの天井があるのには「わぁ」とため息が出た。

【9】珍事件
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▲モネの傘とixel

さて、美術館でモネの描いた画がプリントされている水色の傘を買った私。すーんごく気に入ったので早く傘を使いたくて「雨でも降ってくれたらいいのに」と美術館にいるうちから口にしていた。

すると、美術館を出た瞬間!

見事に雨!!!これには2人ともマジびっくり。

やっほーい!と傘を取り出しこの雨を存分に楽しんだのは、サラマンカの中で私だけぐらいなものではなかろうか。なぜならこのパラパラと降り出した雨は次第に勢力を増して、いつしか土砂降りの雨になったから。傘を持ち合わせていなかった人には大惨事。雨宿りできるようなところはないかと逃げ回っている彼らを尻目にモネの傘を好きなだけ使えた私にはいい時間だった。(苦笑)
それにしてもixelは魔法が使えただなんて誰が知り得ただろうか!?

【10】Iglesia-conveto de San Esteban
開館時間を残すところ30分という時に着いたが、新しい客をもう入れたくないみたいで入館を拒否された。残念。先ほどの雨で地面は水浸し、結婚記念の写真撮影をしにきた何組かのカップルも困り果てていた。

【11】Torre del Clavero
遠くから眺めた塔。これもさサラマンカ市内観光で目にする有名な建物の1つに数えられる。

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2007年06月08日

サラマンカ旅行1日目 〜La Noche de Salamanca〜

学校で友達になった韓国人のホセとランチをとった後に荷造りをパパっとし向かったのはAUTO RESのバスターミナル。そう、この日からサラマンカに向けて2泊3日の旅行に出かけたのであった!
17:30サラマンカへ向けてマドリッドを出発。鈍行バスに乗ること3時間45分、ようやくサラマンカに到着。つ、つらい・・・。ターミナルではブログでお知り合いになったunicaさんが私を待っていてくれた。

まずは夜のマヨール広場を通り抜けてオスタル探し。何件か回った後、unicaさんの住んでいるピソからすぐ近くにあるホスタルを借りることに。ここのおじちゃんがなかなか感じのよさそうな人で安心した。実はixel初のオスタル宿泊。

さて宿泊部屋に荷物を置いた後は夜の観光と食事。初めて見たサラマンカのマヨール広場が夜のうちだったからか、それで尚更「美しい」という印象が残った。17世紀からあるというこの広場、マドリッドのマヨール広場に似ているけれど、広場の形は正方形なので横に狭い感じを受ける。しかしそんなサイズのことよりも周りを取り囲む建物や、群青色に似た夜の空、そして底に浮かび出た真ん丸いお月さまが何とも言えぬ調和をなしており、ロマンチックだった。マドリッドの空はこんな色をしてなくて、だだっ広いからか夜になるとどこか哀愁さえ漂う気がするが、サラマンカは違っていた。これは必見。

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▲マヨール広場

その後、中華料理屋で久しぶりの中華(あまり美味しくなかった・・・)を食べ、カテドラル、果てはPuente romanoという何と1世紀に建てられたという古く長い歴史のある橋まで食後の散歩。河川敷の方ではなにやらイベントらしきものを行っていた。やってきた道を振り返れば、ライトアップされたカテドラルがくっきりと。ここからの景色もまたよかったなぁ。

0時からはマヨール広場で行われているお祭りの一環としてドイツ人女性グループのコンサートがあるということでしばし鑑賞。なかなか前衛的だったので理解に苦しむ点も。でも何かを表したかったことは確かだろう。

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2007年06月07日

説明会に行く

昨日履歴書を書いて提出してきた、とある大手の会社。今日は11時から説明会をするというので1人で地下鉄を乗り継いで行ってきた。その後には面接も控えていると思ったのでスーツを着用。しかし余裕もって行ったはずが地下鉄の駅に着いたら既に11時になる5分前!ギャー!とヒールの靴で足を痛めながらもできるだけ走り、オフィスに滑り込んだ。

まだ気候は涼しいマドリッドだが、席に着いたら汗が出る出る。まずは他の人と一緒に教室みたいなところで会社の紹介ビデオを見た。何千人という人がこのスペインで、この会社のために従事しているのだそうだ。様々なセクションがあって大変興味のあるものだった。その後、昨日提出した履歴書が一旦返されたが訂正する箇所もなかったので再度提出。係の人に手渡した時にどこのセクションを希望するかと尋ねられたので「どこでも構わないが、通訳になれたら」と言ったら「きっとなれるわよ、幸運を」と返ってきた。

実はこの日の内容はこれだけで、面接に関しては後日電話がかかってきてから日時を決めるのだそうだ。受付に聞いて、緊張が解けた瞬間だった。

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2007年06月06日

エントリーと拒否

バイトの面接から1日経った。が、今度はとある某有名店のパート店員に応募するべく、人事部のあるオフィスに昼からマリパスに連れられて行った。オフィスに着くなり履歴書のフォームを受付で渡されて「これを埋めてください」と。自分の身分証明から学歴、趣味、職務希望など書くことが様々あったが、大体書くことは日本と一緒。受付に渡すと「明日説明会があるが来れるか」と聞かれて「ハイ」と返事。スペインで私が働くなんて考えても見なかったが(といってもまだ採用されてもないが)、そういうチャンスに出逢えたなら喜んで仕事をしたい。

午後、家に帰ってからは昨日面接を受けたお店からの採用・不採用の結果が電話に届くのを待った。結果、不採用。お金の感覚について、双方で食い違いがあったからとのこと。仕事内容には大変興味のわくものだったし残念だがしょうがない。

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2007年06月05日

エントレビスタ その1

学校の先生の紹介で、日本人の経営するお店のアルバイトの面接に出かけた。パソコンで履歴書を作ってもよかったのだが、何せプリンターがない。こうなりゃ手書きで勝負!と意気込んで昨夜3時半までかけて手書きでフォームを作り、そこに履歴を書き加えてオリジナルの書類を作成。字には少々自信もあるので、この方が自分を分かってもらえるだろうと思ったのだ。

学校が終わってから、マリパスの付き添いで店の前まで。お店に行くと、日本人の店員さんらしき方が2名で迎えて下さった。その後アンケートを書いて、履歴書をもとにエントレビスタ(面接)を受けた。その後、お店の経営のことやコンセプトなどを聞き、面接終了。感じのいいお店で、こんな店がマドリッドにあったとはつゆ知らず、採用されてもされなくてもまずはここの商品をじっくり見て、もし気に入ったのがあったら私が買ってしまいたい!と思うようなところだった。

マドリッドで働くことになるとは想像していなかったので、これはいいチャンスかもしれない。

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2007年06月04日

さよならサラ

授業が終わってから待ち合わせをしていたのはブラジル人のサラ。
マドリッドに1ヶ月滞在していたサンパウロ出身の彼女は何と新聞記者・・・ということで授業中はマシンガンのようにいつも発言していた。彼女がクラスを去って静かになったのを見て皆が「サラがいなくなって寂しいね」と呟いた今日、フライト前の最後のランチを一緒にと、わざわざ学校まで来てくれた。

ナタリアと、カヨさんと、私と、サラ。
学校近くのレストランで久しぶりにMenu del día(日替わりランチ)を食べた。だって高いんだもん。私とサラは2人で1本の赤ワインを半分ずつ分け、いつものようにたくさん話をした。今日はどうしても食料品の買い物にいかないとまずいの!本当にごめん!というベアトリスは後から駆けつけ、サラにお別れの挨拶をするとまた急いでレストランを出て行った。

食事の途中、
「サラ、グスタボ先生に私のことを何か言ったでしょ?今日先生から聞いたよ」
と切り出したのは私。

実はグスタボ先生が授業の始めに「4人も抜けて寂しいね」と言ったときに合わせて
「ixelはエレガントな女性像にぴったりだって、サラが言っていたよ」と、教えてくれたのだ。とても嬉しかったので、どうしてそう思ったのかも訊きたかった。

「あぁ、あれね!」とサラ。彼女によれば、私の落ち着きと、一緒に出かけたときの気品ある動き(いかん、自分で書くとものっそいムズムズする!!!)がeleganciaのイメージに合っていたんだって。
※elegancia・・・優雅、優美;気品、上品;かっこよさ、スマートさ

自分がこうありたいと思う女性像をズバリと言われたから喜びも尚更だったのかも。そんな風に見られてたんだ、へぇ、そう言えば外国人から「わたし」という人間像や性格を分析されたのは初めてだったな。

別れ際、「ブラジルにも遊びにきてね」とサラ。そう、友達がたくさんできた今、いつかブラジルに行ってみたいと思う。でもいつになるやら。(笑)しか〜しサラに再び会える日はそう遠くないらしい。



サラは戻ってくる。



実は7月、今度はマドリッドにある名門コンプルテンセ大学の授業をとるために再来西するというサラ。今はそれを楽しみに彼女を待つことにした。だから「帰ってきたらメールにでも連絡してね」「もっちろん!」とだけ話して“¡Hasta pronto!”で別れた。6月末でスイスに帰るナタリアにとってはこれがきっと最後で、今度はいつ会えるか分からないので泣きまねをしておどけてみせていた。出会いがあるだけ必ず別れもある。仕方のないことだ、しかしその分楽しかった思い出は大切にいつまでも留めておきたい。

さてと話はガラリと変わって今週末、テストがあるらしい。
いよいよ上級クラスに上がるため。っていってもワタクシ全然自信がない。うげーっ
今週こそがっつり勉強しないとなぁと思っているが、あ〜こんなときに限っていろいろ用事があるんだもん。やはり思い通りに旨く事は運ばれませんなぁ。

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2007年06月03日

キキ状態

「魔女の宅急便」の映画を観たことがあるだろうか。
魔女は13歳になるとオスの黒猫を連れて1年間、見知らぬ街で1人修行をしなければいけないという。13歳の主人公のキキは、その慣わしに従って修行の旅に出かけるのだが・・・

映画の後半、それまで話が通じていた黒猫のジジが突然言葉を失ってしまい、会話ができなくなってしまう。まさかと思いほうきにまたがるキキ。

・・・飛べない。

それまで出来ていたことが出来なくなった。自信をなくすキキ。










・・・という気持ちが分からんでもない今日この頃。
錯覚かもしれないが、何だか前ほどの進歩を感じない。
次のステップに進むための準備段階なのかもしれないと自分に言い聞かせる。
能力が後退したのではないと分かっていても、何か物足りなさを感じていた。

焦るなぁ、周りの外国人の友達を見ると。普段あまり思わないのに今日はなぜか特に劣等感があった。喋ることに疲れて、ふと我に返っては1人うわの空だったことに気がついたり。今日はなんかおかしかった。

友達を別れた後の家への帰り道、「できないんじゃない、やろうとしないだけだ。」という恩師の言葉が頭をよぎった。

4、5歳の子どもがスペイン語をすらすら操っているのを見て時々悔しくなることがある。以前なら(今もそうだけど)、例えば英語を13歳から習って大学4年生の22歳まで9年間もあったのに、イギリスやアメリカの9歳児よりずっと喋れなかったことも悔しく思った。日本という環境にいては、外国語を使って生活する必要もあまりないし仕方のないことなのかもしれない・・・でもそういう考え方が「できないのではなくて、やろうとしてない」ということを表しているのかも。自分で勝手に限度のラインを作って、その下で「できない、できない」と泣いているのかもしれない。一人、マドリッドの街を歩きながら「魔女の宅急便」の結末を思い出し、自分で自分を励ました。

来週末には上級クラスに上がるためのテストがあるから尚更勉強しなくては。劣等感を感じてもその一方で「ixelはよくできるね」とお褒めの言葉を頂くこともある。まだまだだと思うから「嘘だ〜」と笑って返すけれど、心の中ではちょっと嬉しい。そういう些細な喜びを糧にして、私は更なる上達を目指すのである。

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