2007年10月31日

じゃがいものニョッキ

スペインのスーパーでのじゃがいもの売られ方を見ると、
日本はやはり食料の物価が全般的に高いのがよく分かる。
こっちはネット入りで大体4キロ〜5キロ単位で売ってるから。

それで、え〜、それが幾らするかという肝心なところは今この瞬間判らない訳だが(恥

しかし、いくらじゃがいもをたくさん消費する気があると言えど、これを1人で食べつくすにはかなりの日数が要る。そしてある日、流しの下に置いておいたじゃがいものネットを見ると・・・たくさんの芽が!ギャー!もう出ちゃったの!?ということも。こうなったらもうやるしかない。じゃがいも祭りの始まりである。

という問題を引き起こすじゃがいも。今回は買ったばかりでまだ芽の出ていないじゃがいもばかりだけれど、じゃがいも料理における新境地を開拓するべくニョッキを作った。
強力粉がないので、薄力粉でコネコネ。てか、もとい天ぷら粉ですが何か?(w
でもおかげで茹でたらちょっと膨らんだ。ハハハ

レシピはインターネットで検索すればたくさん出てくる世の中。
ここでニョッキの基本レシピを書いておこう。

【ニョッキ (4人分)】
●材料
じゃがいも(男爵) ・・・ 5〜6個(500g)
卵黄         ・・・ 1個
粉チーズ      ・・・ 大さじ3
塩コショウ     ・・・ 少々
強力粉       ・・・ 120〜150g
塩          ・・・ 大さじ2
オリーブ油     ・・・ 大さじ1
強力粉       ・・・ 大さじ2〜3

●作り方
1. 皮付きじゃがいもにラップをし、そのまま電子レンジで7〜8分加熱。その後温かい内に皮むき。
2. 粗熱が取れたら卵黄、粉チーズ、塩コショウ、強力粉を混ぜ、ひとつにまとめて20〜30置いておく。
3. まな板に打ち粉をし、2を親指くらいの太さの棒状にのばす。2cmの長さに切り、形を整えてフォークで筋をつける。
4. 塩、オリーブ油を加えた熱湯に入れ、浮いてきたら網ですくって、和えるソースとからめて出来上がり。


*********************

強力粉もなければ、粉チーズもなく、計量もしなかったけど、O型の「適当、ヤマ勘」というこの第6感で目分量。
茹でる時もあまり形を整えなかったのでどれも不揃いだけれど、肝心な食感は手に入れた。

その後は作っておいたきのこ入りのトマトソースとからめて〜
オレガノなんかちょっと散らして〜
はい、できた♪

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▲お手製ニョッキ

ニョッキのモチモチ感がたまらずいい嚙みごたえ。
1食にして1人でじゃがいも丸々1個半摂取だよ。
で、作りすぎたので今夜もニョッキ決定。

これは時々作ってもいいなって思った。
ソースを変えたらどんどん面白くなりそうね。

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2007年10月30日

PANELLETS -パナジェッツ-

今日の昼は特別!
語学学校で知り合った日本人のカッポームード(ヒロ&ルリ)を自宅に招待して3人での食事。当初の目的は「お好み焼きを食べること」であったが、いつの間にかメインはお菓子作りになっていた、そんな今日の午後(笑)。お好み焼きとixel特製にんにくスープ(スペイン料理)をお腹に入れたら、さぁもう1品手(グー)

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ixelたっての希望で、ここカタルーニャ地方で死者の日(11月2日)に食べる習慣があるというお菓子“PANELLETS”(パナジェッツ)を作った。スーパーに手作りお菓子キットが売っていたのを見つけて私が買ってきたのだった。スペイン人の友達に「今週食べなきゃだめだよ!」と言われていて試してみたかったが、お菓子屋やパン屋で買うと高いと聞いていたから誰かとお金を出し合って買おうかなぁと思っていた矢先のこと。手作りで安く楽しく作った方がずっといいと思って。
(ちなみにキットは9ユーロ。これも決して安くはなかったけれど。苦笑)

さぁ!それではそのレシピの大公開である。
日本語とスペイン語のレシピを載せたので、スペイン語学習者はスペイン語のレシピに是非挑戦してほしい。料理用語というのは、こういうものを実際に見る経験が後に記憶となって実力に繋がるのだよ。・・・と私に言い聞かせている、なんちゃって。

*********************

パナジェッツの作り方

材料(約35個分)
●生地
アーモンドパウダー     ・・・250g
砂糖              ・・・200g
じゃがいも、又はさつまいも・・・150g
すりおろしレモン     ・・・1個分

●デコレーション
松の実             ・・・80g
ココナッツパウダー      ・・・125g
アーモンドダイス       ・・・125g

作り方
1.じゃがいもをよく洗い、皮付きのまま茹で、柔らかくなったら湯を切り、皮をむき、温かい内にピューレをつくる。(電動ミキサーなどで)

panellets 1


2.ピューレにアーモンドパウダー、砂糖、すりおろしレモンを入れ、混ぜ合わせる。始めはスプーンで混ぜるが、その後は生地が1つにまとまるまで手でこねる。

panellets 2


3.ラップに包んで冷蔵庫で6時間、生地が冷たさで硬くなるまで置いておく。

ここまでくれば、あとは形を整え、それぞれのデコレーションをするだけ。

⇒松の実味
一番クラシックで価値のあるバージョン。
生地の半分の量を用いる。生地をそれぞれ小さな団子の大きさに丸め、溶き卵に通したらその外側の全体を松の実で飾る。

⇒ココナッツ味
生地の1/4にココナッツパウダーを加え(「同量」だが、重さではなくボリュームで計ること)、ココナッツ入りの粗い生地ができるまでよく混ぜる。後はピラミッドやきのこ形などお好みの形に・・・

⇒アーモンド味
残りの生地1/4は三角形の棒を何本か作り、卵の白身を塗ったら、上からアーモンドダイスを全体によくつける。

panellets 3
▲手前から、アーモンド、ココナッツ、松の実

panellets 4
▲これだけできた
  

4.3種類のパナジェッツを、マーガリンを塗った天板の上に並べ、250℃のオーブンで約8分ほど焼いて出来上がり。

panellets 5panellets 6panellets 7
▲まだかな〜?キッチン中に焼き菓子の甘い匂いが広がる

panellets 8
▲オーブンから出したところ

panellets 9
▲出来上がり!

出来上がった後は、まず恒例の試食。3種類どれも食べてみたけれど、どれもおいし〜い!中身はじゃがいもとアーモンドパウダーと砂糖なので硬くなく、食べやすい。私個人の1番の好みはココナッツ味!ココナッツを噛んだ時のあのシャキシャキ感(?)がいいから。

初めてのパナジェッツがまさか手作りになるなんて思っていなかったけれど、大成功でよかった。
3人で食べるには多かったので、明日学校の先生や皆におすそ分けしようと思う。

ではいよいよここからはスペイン語の世界。
スペイン語レシピをご覧になりたい方はお次へどうぞ!

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スペイン語レシピへ
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2007年10月29日

chocoadicta, ixel

スペイン語学習者の皆さん、“drogadicto,ta”という薬物中毒をさす形容詞や薬物中毒者をさす名詞、ご存知だろうか。だろうと思うけれども、ではこれは?

“chocoadicta”


・・・国語辞書には載ってなくとも、いまや通ずるスペイン語単語のうちの1つ。
それが、「チョコ中毒」である。

そしてまさにここに1人のチョコ中毒者が。
ixel、何を隠そう手元のチョコをきらすと手がぶるぶる・・・(笑
な〜んて嘘だけど、でも半分本当。自販機に売られているチョコをつい買ってしまう。
侵されてるなぁと思う。

そしてカタルーニャ地方限定だと勝手に思い込んでいるチョコドリンクにも惚れ込んでおり、朝はコップ1杯のチョコミルクから始まるといっても過言ではない状態に。旨くて困る!
さぁそのixelを魅了してやまないドリンクの名前とは!

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▲cacaolaaaaaatttttttttt!!!!!!!!!!!
憎めないCacaolat、カカオラットである!

喫茶店やバルでも頼めば殆どのバルで出てくると思うこのカカオラット、バルで頼めば200mlほどの小ボトルだけで2ユーロくらいはとるけども、スーパーで1Lのお徳用を買えば2ユーロもかからない。ここがバルセロナ在住の強み、しかもこれだけで飲むと私にはとっても甘いのでいつもミルク割り。程よいほのかな甘さになるのと同時に牛乳のまろやかさが加わって何とも言えない。まぁ味はといえばココアと何ら変わらず、何か特別なものがあるわけではないけれど。けれど!
とにかく旨い!のだ。

きらすと必ず買いに行くカカオラット、これもれっきとしたチョコ中毒者の行動かと。
来月はスイスに訪れる予定もしているし、絶対両手に抱えきれないほどのチョコレートを買って帰ってくると思うんだ。あぁ嬉しかったり怖かったり(笑)

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2007年10月28日

バルでバルサを

・・・というタイトルにすると、おまけに「バルサン」まで付け加えたいが、そうすると嘘になるので(笑
だってさ、バル、バルサ、バルサン・・・ほら、似てるやん?(笑

さて冗談は置いておいて、今日はサッカー観戦の話。
こちら国技がサッカーと言ってもいいくらい、スペイン国民のスポーツに対する関心といえば専らその眼差しはサッカーに注がれているわけで、中でも熱狂的なファンはスタジアムに行く人々を除いては皆バルという軽食屋に集まってテレビで観戦をする。おつまみを食べつつ、ビールを飲み、おしゃべりを楽しんで、ゲームを観るのだ。今日は私もそんなバルサ(FCバルセロナの愛称。ロナウジーニョのいるチームと言えば、サッカーに詳しくない人でも分かるだろう)大好きの友達に連れられて一軒のバルに行った。アルナウ、リチャール、ラケル、その他名前を忘れてしまったかわいそうな子達2人と一緒。

バルに入ると、奥に大きなプラズマワイドテレビ。入口側に顔を向けている人は誰もおらず、その数ざっと見て20人、皆がテレビに釘付けのようだった。バルサ戦はまだ始まっておらず、その代わりにレアル・マドリッド対デポルティーボ戦が放送されていた。レアルの誰かがゴールを決めるたびに「わーい!」と喜ぶ若者たち。バルセロナに住んでいながら、こちらではライバル視されているレアル側ファンもいるんだということを知らされた。東京にいながらアンチ巨人ファンがいたり、三重出身の私の父親が本来なら地元を応援する意味で中日ファンになるところ、幼いころからの巨人ファンであることと同じことだなと感じた。ただこっちは日本の野球の応援よりももっと過激に感じるが。

「ixelはもうこっちに住んでるんだから、バルサを応援しなきゃだめだよ!」と友達に真っ先に忠告を受ける。「だけど、見てごらん!前にixelがファンだったところのチームが試合をしてるよ、ハハハ」と笑いながらテレビを指差すリチャール。アルナウが後からmorrón de cerdo(豚の鼻先や口の辺り)の唐揚げを頼んでくれた。皆でボリボリつまみながらバルサ戦を待つ。(そう、スペインは余すところなく豚を頂くのだ)私もテレビを見ながらビールを飲み、バルサ戦を待っていたが、その間もレアルのゴールの瞬間を見ては自然と拳に力が入ってしまう。

「よしっ!」・・・って、これって地元愛???

っと喜んでるところ横に目をそらす・・・と、リチャール。

微動だにしない。。。






・・・・・シェーッ!「(☆o◎)」
レアルの試合に微動だにしないスペイン人なんて初めて見た!
もしかしたら初めて「あ、わたしバルセロナに来たんだった!」って思った瞬間だったかも。
まるで「レアルのゴールなんてどうでもいいよ」とでも言うみたいに。

レアルの試合が終わると、店の主人がチャンネルを変えてくれ、バルサ戦に。
もちろん今度は私たちの番。ゴールが決まると、さっきまで時が止まったかのように動いてなかった彼らが「ゥオーッ!」と吠える。(笑)私も拍手!・・・しかし心の底から沸き起こるようなものがない。というのは・・・

今夜は対アルメリア戦。試合が終わってみれば2-0と勝ちはしたものの、試合はつまらないままに終わったのだった。皆して「ん〜なんだかなぁ」といった感じ。華麗なボール裁きがあったわけでもはなく、かっこいい劇的なシュートがあったわけでもなく、見事なボールパスがあったわけでもなし。わたしがこないだ見たヨーロッパカップの時は、いい試合してたと素人でもコメントできるくらいの見応えはあったのに。ということで今日の90分はなんだかダラダラだった。試合後お勘定を済ませたら「ま、次よ。またに期待しよう」と言って皆と別れた。ほんと、次に期待したい。

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posted by ixel at 22:00| パリ ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | España/スペイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サマータイム終了

日曜日の今朝、起きて時計を見ると12:35だったが
パソコンをつけると、パソコンの時計表示が11:35に遡っていた。

つまり、サマータイムが終了して時刻が1時間前に戻ったということ。
架空の1時間を睡眠に費やすことができて、なんだかラッキー♪

これぞまさに「精神と時の部屋」状態(w
昔、定期試験前になると、漫画ドラゴンボールに出てくる「精神と時の部屋に入って勉強したい」と言っていたのが私の口癖だったっけな。(なぜなら部屋の中では時間がゆっくり進むから、勉強時間を稼げる)

ということで、今日からスペインと日本の時差は7時間から8時間になった。

さ、今日は何するべ。
1週間サンドラが旅行に出かけるので、広いお家を好きに使えるのでの〜んびりしようかな。リビングのソファでごろ寝とか。いいね。
posted by ixel at 21:51| パリ ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | España/スペイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月27日

ばあちゃんから手紙が届いた

私にとってのじいちゃん、ばあちゃん・・・となると、そう呼んで振り返ってくれる人も残り1人となっているixel。それは長崎に住んでいる母方のばあちゃん唯1人である。御年86歳、長生きしてくれてとても嬉しい、そんなばあちゃんに小さな頃から手紙や文章を書くのが好きな私は、スペインに来てからも2度手紙を出している。

そして今日。ついにそのばあちゃんから返事がきた!
サンドラが「手紙が来てたよ」とホイと渡してくれた封筒には、はっきりと書かれたアルファベット。お母さんとばあちゃんの書くアルファベットの筆跡がビックリするほど似ていて、さすが親子!と思わせてくれた。で、封を開けると、もうそこはアルファベットじゃなかった(爆)ハハハハハ、当たり前か。

こないだメッセンジャーで母親から「ばあちゃんが倒れた」と聞いていたから、心配してすぐ手紙を書いたのだが、ばあちゃんからの手紙によると「そうじゃなくて」とのこと。はぇ!?お母さん言っとることちゃうや〜ん!!!(時々母親は物事を誇張しすぎて嘘をつくから困る。)でもまぁよかった、今はもう大丈夫なようで元気にデイサービスにも通っているらしい。しかし歳をとったということを自身であるばあちゃんも私も実感するようになった。耳は遠くなり、歩くにも何かにつかまらないと歩けないとのこと。昔はこんなことなかったのに、「あの頃は私も若かった」だって。人間だもの、来るべきものには目を逸らさずにしっかり受け止めていかないかん。ばあちゃんを見ていて私もそう思う。手紙を〆る件で、じ〜んとした。

ばあちゃんは初めて海外に手紙を出したのかなぁ。
本当に届くんやろうかと、ポストに投函した時ドキドキしたのかなぁ。
posted by ixel at 21:00| パリ ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | en casa/家での生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月25日

ixel、和食を振舞うの巻

今夜はサンドラの友達が家にやってくる日。
そう、今回は私が腕を揮い、皆に手伝ってもらっての「日本料理を食そう!の会」であった!
学校が終わってから家で少し休憩し、一人いそいそとスーパーマーケットで足りない食材を調達した私。初めてスペインでエビを買ってみた。10尾で3ユーロ(およそ500円)とは、日本に比べて若干安め?

今夜の献立は
★牛丼
★天ぷら

の予定だった。が、ご馳走したいゴコロに火のついた私、★肉じゃがもついでに振舞うことに決めて早速準備に取り掛かる。家に帰るとサンドラも仕事を終えて、既に待っていてくれた。

肉じゃがは、ジャガイモの芯まで出汁が染み渡るように早めに調理して放っておく計画。サンドラの友達が続々やって来るのにしたがって、その都度大事なポイントとなるところを教えては、料理を仕上げていった。

今夜揃ったのはサンドラ、私の他にエバとマリ。カタルーニャ人のこの3人、あまり日本食を口にしたことがないらしく、もといイメージすらわかないとか。「何が食べたい?」と訊いても「ixelに任せるわ。だって全然知らないから」とのこと。ということで、比較的簡単で美味しい天ぷらと牛丼を選んだ。天ぷらは手元に偶然天ぷら粉があるからという単純な理由。

天ぷらの具材には
・エビ
・さつまいも
・かぼちゃ
・玉ねぎ
・きのこ(平茸?と、しめじ)

をチョイス。
こっちのさつまいも、切って中を見てみたら何と色がかぼちゃとそっくり!
ピンクがかったオレンジ色をしている。スペイン語でさつまいもは「boniato」(ボニアト)。
へ〜と言いながら調理を始める・・・が、

さっきからマリのお喋りが止まらない。

耳を傾けてみると、どうやら彼女は同じスイミングプールで知り合った女の子の交友関係について(誰と仲がよくて、誰と仲が悪いかなど)悩みがあるようで、まぁそこは噂の嵐!さすがスペイン人女性、噂話が取り立てて大好きの様子。しかしマリは浮かない顔。久しぶりに友達に会えたとあって、まるで自分のイライラや悩みを解消するために今夜話しにきたようだった。それじゃ仕方ないので、彼女の好きなようにさせた、それにマリって元来料理好きじゃないらしいし(苦笑)。

・・・ということで、実は殆ど自分の手で料理を完成させてしまったよ(爆)
サンドラとエバには「あ〜!ごめん!手伝うって言ったのに殆ど一人でさせてしまって!」と言われたが、これくらいどうってことない。

天ぷら、牛丼、肉じゃが
▲振舞った和食の模様

予定通り21時から夕食タイム。
小さなテーブルの上には肉じゃがと牛丼、それから天ぷらに天つゆを添えて。
量が結構あったけど、殆ど皆でペロリと食べてしまった。気に入ってもらえてよかった。サンドラには特に「肉じゃが」が好評だったみたい。ということはやっぱり作ってよかった、肉じゃが。

和食の煮物や炊き物って、基本「魚でとった出汁、砂糖、醤油、酒」があると何でもできる。「これさえあれば易しいよ〜」と教えておいた。

さて、かく言う私もお醤油を切らしてしまった。早速買いに行かなきゃ。

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posted by ixel at 23:00| パリ ☁| Comment(7) | TrackBack(0) | restaurante y cocina/グルメと料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月24日

留学200日目を迎えて

久しぶりに開いてみた自分のブログ。
サイドバーを見ると、留学開始から今日が何日目であるかを表してくれるツールが。

たまたま見たところ、200日目だった。

もう200日経ったのか・・・あっという間だな、と今になってみれば思う。
が、夏のころは「まだまだ!」と思っていた。
時というのは実に不思議だ。
そして人間の心理も。
「まだ」と思うか「もう」もしくは「あと」と思うかで、その後のモチベーションは大いに変わってくる。

時々日本に帰りたいなとふと思う。
友人に会いたい、好きな店で買い物をしたい、美味しいご飯をたらふく食べたい、ドライブしたい・・・
という思いは様々にしろ、日本を数ヶ月も離れて初めて気づいた日本の良さ、住みやすさに、まるで憧れに似たものを抱いているかのような感覚に陥る。

が、「まだ」4ヶ月ある。
巷の仲間には「ixelは帰っちゃいけない。本気で言ってるんだよ。スペイン語もちゃんと話せるんだし、絶対生かすべきだ。仕事だってきっと見つかる。分かった?ixelはこっちに残るの、日本に戻るなんて君はそんなこと言っちゃいけない。」と言われる。
ここまで言ってくれる仲間に出会えたことは正直に嬉しい。心の底から嬉しい。
こういう話をしていると、日本にはまだ帰りたくないなと思う。
つまり、どっちもどっち。
帰りたいし、帰りたくない。

しかし!
残り4ヶ月とは言えど、まだまだやることは目白押し。
インターンシップも始まる、旅行にも出かける、高校の恩師とも再会する。
日本に帰るとか帰らないとか、そんなことで時間を割くような暇はないほど経験することはいっぱいある。1日1日を噛み締めるように・・・とはなかなかいかなくても、何かしらの発見や考えが持てるような生活にしたい。
posted by ixel at 23:00| パリ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | memo/雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月14日

卓球ワールドカップ in Bcn

グラナダから寝台車でバルセロナに戻ってきた朝。12時間の長旅も眠ったままならば、両者の距離はずっとずっと近くに感じた。サンツ駅から一旦自宅へ。シャワーを浴びて、朝食をとり、出発の準備をしたら今度はバスに乗車!

出かける先は、ここ。

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▲卓球のワールドカップ会場(el Pabellón Olímpico Vall d'Hebrón de Barcelona)

これもそれも2007年バルセロナ卓球男子ワールドカップの決勝を観に行くため。ワールドカップ自体は12日〜14日と熱戦が繰り広げられた模様だが、世界最高峰の試合を間近で観られるとあって、一度生で試合を観てみたく、一足先にバルセロナに帰ってきた。昼前に着くと、人はガラガラ、案内で訊くと「夕方から3位決定戦と決勝が残っているのよ」と言われる。持ってきていた本と、そこで貰った新聞を読みながら暇つぶし。2時半ほどになると、入口に既に入場の列ができていたので私も並んで入場。しかしC席は一番安い席だからか、全然人が来ない!テレビで生中継されることも知っていたので、こんな恥ずかしいところを放送に映されたくないとひたすら「どうか映りませんように!」と祈っていたら、どうやら映らなかったようね♪A・B席は何とか人で埋まっていたものの、C席はガラガラ、スペインの卓球人気はまずまずのようだが、体育館を人でいっぱいにするのにはまだまだ人が足りないと見た。

16時近くだったか、3位決定戦が開始された。選手はボル(ドイツ)王励勤(中国)。試合開始前から、中国人がきっと勝つんだろうなと思っていたら、やはりそうなった。ヨーロッパの中でも、ドイツは卓球の盛んな国として前から知ってはいたが、中国人の練習の量や国民の浸透度を見れば違いは一目瞭然。しかし弱者を応援したくなる癖のあるixelはボルの粘り強くピン球を追いかける姿に、手に汗握るものがあった。何年も前から、卓球は11点先取制になったので、ゲームもあっという間に1セットが終わってしまう。1球1球を大切にしないとなーと思いつつ、自分の中学時代によくやっていたヘマを思い出して苦笑せずにはいられなかった。

3位決定戦が終わると、いよいよ決勝!カタルーニャ人司会者が両者の名前を読み上げて、彼らも観客席に手を上げて挨拶する。最後はやはりアジア人対決。中国人対韓国人となった。準決勝でボルを下した世界ランキング1位の王皓(中国)と、世界王者の王励勤に競り勝った柳承敏(韓国)というペンホルダー同士の組み合わせ。世界の頂上を決める2人がペンホルダーなんて、ixelはめちゃくちゃびっくりがく〜(落胆した顔)exclamation×2した。時代はシェイクハンドが主流で、ペンホルダーなんて年配の方ならともかく、若手で使っている人は今更珍しいと思っていたから。そんなこと全然ないのね、そしてペンはシェイクに劣るとばっかり思っていたのもixelの大きな勘違いだったということを痛切に実感した!ペンで世界を制することができると知れたのは、なんか嬉しかった。(自分がペンホルダー派だから)

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試合は終わってみれば4−0のストレートで中国人・王皓の完勝。とはいえ、両者とも相手の打ち込んだスマッシュを何度も打ち返したり、ギュルンギュルンに回転がかかっていたであろうサーブをどんどん繰り出すところは圧巻。欲を言えばどうやってサーブを出しているのか、もっと近くで見てみたかった。そしてあの並外れた動体視力は信じられない。私なんか、スマッシュを打ち返せたらラッキーに近かったもんなぁ。(笑

いや〜いいもの見せてもらった!
ところでスペインにはマイラケットは持ってこなかった。持ってきていたら、卓球クラブに通っていただろうか?などと考えた今日。会場を後にする時、卓球クラブのチラシを見たがあまりやる気がなくて貰ってこなかった。何かのお稽古教室やクラブに参加すれば、スペイン人の友達も増えるのだろうにと思うが、如何せんお金に余裕がないので要相談である。

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2007年10月12日

グラナダ旅行記‐2日目

グラナダで迎えた朝。
今日10月12日は“Hispanidad(イスパニダー)”の日。1492年のこの日、コロンブスを始めとしたスペイン人らによってアメリカ大陸発見のきっかけとなる諸島到達がなされた日。(と同時に、ここからスペイン人やポルトガル人らによる、中南米の侵略の歴史が始まったことも忘れてはならない事実である。)

ということで、今朝からテレビでは首都マドリッドのカステジャーナ通りを一斉封鎖して執り行われている記念行事の生中継で持ちきり、グラナダの街に繰り出せば、こちらでも市役所に向かっての行進が行われているのに遭遇した。

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▲グラナダ市役所

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▲通りを練り歩く人、人、人

それからツカサと行くは、アルバイシン地区にあるアラブ人街。細い路地を行くと、右左に所狭しとたくさんのアラブの雑貨屋さんや、レストラン、そして“tetería”(テテリア)と呼ばれるアラブ式喫茶店が並んでいた。アラブならではの水タバコセットはいろんな色やデザインがあって、眺めているだけでもかわいい。それからカラフルな色の、これはテーブルクロスなのか、多目的に使えそうな布や、かわいいランプも置いてあった。買いはしなかったものの、眺めるだけでも随分楽しい。途中のテテリアに入って久しぶりにチャイやその他諸々を頂いた。チャイとは、生姜入りのミルクティーのこと。体がポカポカになり、ixel大好きである。ところでかのスターバックスにもメニューで入っているってこと、皆知ってた???

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▲アラブ人街の細い路地はいつも観光客でごった返す

アラブ人街を抜けて、さらにアルバイシン地区を進み、展望台として有名な広場までやってきた私達。ここから昼間のアルハンブラ宮殿を眺めた。宮殿とアルバイシン地区はちょうど向かい同士に位置しているが、間には谷がある。また、白い家々が立ち並ぶのはアルバイシン地区の特徴。ここには一軒家が多く、家の前には表札がかかっているのだが、それらの家々のことをこちらの地方では“Carmen”と呼ぶのだとか。なぜそう呼ぶのかは、ツカサに訊いてみたが「しらな〜い」とのこと。今度までに調べておくように。

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▲アルバイシン地区から見るグラナダ市街

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▲昼のアルハンブラ

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▲展望台近くのイスラム教モスク

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▲細い路地や広場

それから今度は市場が催されている広場へ移動。ツカサはどうやらここで市場が行われていることを知らなかった様子で驚いていた。珍しいものといったら写真にも撮った固そう、だけど長持ちしそうなどデカいパンやオリーブ屋さんといったところか。オリーブ屋さんは日本で言うならきっと漬物屋さんだろうなと勝手に想像していた。

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▲パンやオリーブが売られていた

それからカテドラルも見ておかないとね、ということで移動。閉館時間が迫っていたが、急いで入った。
「俺、ここのグラナダのカテドラル大好きなんですよ」というツカサ。
理由は内装が白くて、他のカテドラルと雰囲気が違うからだとか。なるほど特徴のあるカテドラルだった。

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▲カテドラル内外

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▲昔の楽譜。遠くまで見えるようにか、とても大きい(縦50〜60cm)

カテドラルを出ると、辺りはもう薄暗くなっていた。

今度は夜景を見ようと、再度アルバイシンへ登る私達。
何とか素敵な夜景を収めたいとカメラを駆使して何枚か撮ってみるixel。
眼下には綺麗なグラナダの夜景が広がっていた。決して宝石箱を散りばめた様というほど煌びやかなものではない。ちょっと田舎くさいくらいがちょうどいいんだ。人情溢れる町、グラナダとしては。

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▲カテドラル

alhambra nocturna
▲アルハンブラ宮殿の夜景

granada nocturna

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▲グラナダ市街

さて、夜景を見終わったら待ってました夜のバル巡り第2夜!
今日はタパスが旨いと噂の“La Pajuana”へ行ってみることに。
市役所のあるカルメン広場の裏、Centro (セントロ)地区からRealejo(レアレホ)地区へと伸びるNavas(ナバス)通りを抜けてRosario(ロサリオ)通りへと向かうと、そこにあるのが例の“パフアナ”。店の前に来たときに写真を撮ってみたのがこれ。

la pajuana
▲La Pajuana

超満員じゃん!!!

それでも今日入らなければいつ入るか!と思い、人ごみを掻き分けるようにしてカウンターまで辿り着くとようやく飲み物を注文。その後やってきたタパスは噂通りの美味しい美味しいものであった。

・・・はずなのに、そのタパスの内容忘れた。(呆

でも超美味しかったんだから!絶対オススメ!
カウンターの横で立ち食いしていたスペイン人の客も私たちに「ここのタパスはマジ旨いからいいよ!」と微笑んでくれたし。本当は教えたくないくらい独り占めしたいけど、ツカサも教えてくれたし、私も皆さんにお伝えしましょう。

《Bar/レストラン・バル情報》
La Pajuana(ラ・パフアナ)
C/Rosario, 12

明日はグラナダ最終日!そしてマドリッドから友達2人が合流するとあって楽しみ楽しみ。
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2007年10月11日

グラナダ旅行記‐1日目

10月11日の日記を、実はもう1ヶ月経とうとしている11月8日の今こうして書いているが、今でも鮮明に残るグラナダの景色と人々の生活模様。

いや〜グラナダよかった!

2年半以上も前の2005年の2月に私は初めてグラナダを訪れたが、その時よりもっとずっと好きになったこの街。なぜなら以前より多くのことを発見し、体験できたから。(前回は卒業旅行の一環で、グラナダにはほんの1日しか滞在できなかった)
そんな週末グラナダ旅行記を日毎に書いていこう。

まずは1日目。
行きはバルセロナから飛行機で。
学校の授業を早退し、荷物をまとめると出発。
バルセロナ空港(El Prat)までの行き方は、サンドラに聞いていた「サンツ駅→空港バス」で。
最近の鉄道事情は毎日のニュースを見ていても周知の通り、ひどく機能していないのでもしも遅刻したら・・・ということも起こり得るためバスが得策と思って選んだ。バスはサンツ駅外のバス停から出発、片道3.9ユーロ。15分足らずで到着。

日本からスペインという遠い遠い距離を1人でやってきたのにも拘らず、いつでも飛行機の1人旅はドキドキするものがある。ネット予約しておいたチケットを受け取り、手荷物検査ゲートをくぐると目の前に広がったは多くの乗客とガラス越しに大きな飛行機がいっぱい。小さな頃からこの景色を何度も見ているが、何度見てもいい。全ての乗客のいろいろな思いを乗せて飛び立つ飛行機にロマンを感じる。斯く言う私もそそくさと搭乗、17時に飛び立った我々は18時過ぎにはグラナダに着いた。さすが飛行機、速い。

グラナダの空港はまるでヘリポート。(笑
飛行機から直接外へ階段で下りると、そのまま滑走路をテクテク。
建物の中に入ったと思ったら、荷物を引き取る場所が目の前。
預け荷物のなかった私はそのままスルー、自動ドアを出ると「ようこそ」とツカサ。
マドリッドの語学学校で会った仲間の1人で、9月からグラナダで勉強している。
彼がいなかったら、招待してくれなかったらきっとグラナダに来ることもなかったろう、だってもう知ってるもん。少なくともアルハンブラ宮殿と王室礼拝堂は。だから、彼には感謝。
その後、バスに揺られて市内中心地まで。45分ほどかかっただろうか。少し遠く感じたのと同時に、この道のりをわざわざ迎えに来てくれた、紳士な彼にも感謝感謝。

「今夜は強制的にfiesta(フィエスタ)に参加してもらいますので」という彼。
何でも、学校の友人たちが集まるので行きましょうとのこと。でもその前にバルに行ってマリスコス(魚介類)も食べましょうと。グラナダは内陸にあるので、ここで魚介類と聞いてもピンと来なかったが、一緒に勉強している日本人女性が招待してくれるそうで、初対面なのにと厚かましく思いながらも喜んで行った(笑

バルに出かけるとサナダさんという中年の女性とミノルくんという日本人2人に対面。サナダさんはスペイン語を学びに2週間日本からグラナダにいらしたそうだ。でもそれもこの週末までで、日本に帰るとのこと。「奢る」と言ったのも、これまでの2週間いろいろツカサやミノルくん等に助けてもらったことのお礼だったらしい。私なんかが行ってよかったのかしら・・・と少し申し訳なく思いつつもたくさんお喋りをした。中年女性の抱えるスペインでのスペイン語学習の悩みと言うのは誰でも同じようなものを持っているなぁと実感、マドリッドの4月と5月を共にした69歳のミチコさんのことを思い出して彼女にもお話しした。文法は一通り勉強して分かっていても、聞き取れない、喋れない、会話のスピードについていけない、予習しないと分からない、質問の意味が分からない、など。外国人に混じっての授業は結構ハードのようだ。
バルでは皆で立ち食い。ビールやクララ(レモンジュース入りビール)、ワインを片手に、マッシュルーム、あさり、エビ、イカ、そして羊の脳みそなんかを食べた。サナダさんは「そんなの食べるの止めなさいよ〜」と必死に我々を止めようとしたが、遅かった。(笑「白子みたいでトロトロしてて美味しいですよ?サナダさんもどうです?」と勧める私たちだったが、サナダさんは決して食べようとはしなかった。(それからと言うもの、ボケて頭がおかしくなった時には私は全てここで食べた羊の脳みそのせいにしている)

ixel、グラナダでしなきゃいけなかったのはバルの「はしご」だったということを気づかされた。
グラナダのバルは天才である。飲み物1つ頼んだだけで、無料でおつまみがついてくるのだから。しかもその量といったらお金をしっかり取れるほどだから驚く。飲み物なんてビール1杯たかだか1.6ユーロ前後(1ユーロ=¥165換算で約260円)。「こっちに来てから、晩ごはんを家で作らなくなった」と言い、いつも外で済ませるというツカサ。こういうところに理由があったのか。

2軒目ではサナダさんが「スペインで食べるならこれ!というものを食べたい」というのでハムとチーズの盛り合わせを頼んだ。生ハム、チョリソ等4〜5種類にチーズもついて。ここもまたサナダさんが懐から。何て気前の良い人なんだろう!その後お別れの挨拶をし、サナダさんはステイ先の家へと帰っていった。いい思い出をたくさん抱いて日本へ無事帰られますように。

bar en Granada
▲2軒目のバルはテラス席で。夜風が心地よい

その後は2人とディスコテカへ移動し、彼らの学校仲間、果ては先生までと合流。
3時辺りまで飲んで踊ってグラナダの夜を満喫したという、そんな1日目がここで終了。
posted by ixel at 23:53| パリ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | viajes/旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月06日

Pedro Javier Hermosilla

pedro javier hermosilla

10月最初の土曜日。
サンドラが「今夜何かイベントでもあるか、見てみようか」といって、インターネットで探してくれたのが、このPedro Javier Hermosilla(ペドロ・ハビエル・エルモシージャ)のサラ・ビキニで行われるコンサートライブだった。とーっても気に入ったので様子を伝えてみよう。

コンサートは30分遅れての21:30開演。早いうちに前の方に行ったからか、お陰で最終的には前から2列目という好条件の下、終始彼の曲を楽しむことができた。新しくできたアルバム"Tres y ..."を引っさげてのスペイン全国ツアー中の彼。アルバムに入っている17曲全て演奏してくれたのではないかな。ジャンルはロック。万人受けしそうな、どの曲も大変聴きやすいし、乗れる。

・・・とは言ってみるものの、サンドラも私も彼についてよく知らないままに行ったから、一緒に歌を口ずさめなかったのが残念だった。周りはファンと思われる女の子たち、一緒に大きな声で歌っていたのがとても気持ち良さそうで羨ましかった。

家でチケットを買った時にサンドラに言われたのが、「彼はアレハンドロ・サンスの継承者と言われているらしいよ」ということ。アレハンドロ・サンスの歌もろくに知らないのに、だからペドロのことも好きかなんて言えなかったけれど、コンサートに行って分かった。私この人好きだ。

スペイン人で好きな歌手は誰?とこれから訊かれから。
私は言おう、ペドロ・ハビエル・エルモシージャです!って。
早速CD探しにいってみなきゃね。


Pedro Javier hermosilla Web Oficial
ペドロ・ハビエル・エルモシージャ 公式HP
http://www.pedrojavierhermosilla.com/index.php

2007年10月05日

トレドとグレコに迫った1週間

バルセロナに来てからの、文化の授業が面白いと感じている。
マドリッドとバルセロナ、2大都市であるだけにいつも比較されるこの両市。「働き者がたくさん」と称されているのは専らバルセロナの方で、学校も然り、運営や授業の管理等行き届いていると感じるのはバルセロナの方だ。特に文化の授業は1週間ごとにテーマが設定されており、先生の授業の進行も計画的で大変有難い。マドリッドではひどい時なんか先生が日ごとに変わったもんね。こちらに来て初めてまともにスペインの文化について学んでいる!という気になった。

そんな中、今週は「トレド」と「エル・グレコ」について学ぶことになった。トレドもグレコも何のことやら?と思われる方のために、そして名前は聞いたり以前学んだりしたけどあまり覚えていないという人のために、ここでまとめておこう。

【トレド】
マドリッドからおよそ南へ60kmほど足を伸ばしたところにある古都。
かつてマドリッドが首都と定められる前はずっとこのトレドが“スペイン”の中心になっていたのである。スペインの首都マドリッドの歴史は意外に浅く、制定されたのは1561年。それまでのマドリッドと言えば、ただの小さな村だったそうだ。それに引き替えトレドはローマ領地、西ゴート王国、イスラム教徒であるモーロ人の征服、レコンキスタ、ユダヤ人の移住等を経て・・・と多くの歴史を持っている。しかも特筆すべきことは、イスラム・キリスト教・ユダヤ教のどの宗教も弾圧を受けず、その教徒全てが同時期にトレドの町に共存していたという事実。それぞれが地区を作り、イスラム教徒はメスキータを、キリスト教徒はカテドラルや教会を、またユダヤ人はシナゴーグを建てた。同じ町にいながら様々な建築様式を目の当たりにすることができて現在なお大変興味深い場所である。また宗教弾圧を受けなかった理由としては、その3つの教えが全て一神教であったからとも。神の名前こそ違えど、信じているのは唯一の神ということにより、互いが認め合い仲良くやっていたらしい。何世紀も“スペイン”の中心として栄華を誇っていたトレド。文化の中心であったことも言うまでもなく、12世紀に王の指示に始まった翻訳事業を始めとし、数々の歴史や産業、文化がこの地から広まっていったのだ。

【エル・グレコ】
マドリッドに首都が移ってから16年後の1577年、トレドにやってきた一人のギリシャ人画家がエル・グレコである。彼の名前となっている「グレコ」、これは本名ではなく、実はスペインでつけられたあだ名のようなもの。ギリシャ人の名前を発音するのは難しいので名前を覚えるのもスペイン人には一苦労・・・ということで、皆が「ギリシャ人」と呼んだのが始まり。そう呼んで、皆が「あぁ!」と容易に思い浮かべられるほどギリシャ人がいなかったからこそ、この名前が付けられたというわけだ。25歳の頃には既に画家として生活していた彼、故郷のギリシア・クレタ島を出てまずはイタリア・フィレンツェとローマで10年ほど生活。その後、ローマで仕事の依頼が来なかったことや、現地で知り会った人からエル・エスコリアル造営の話(フェリペ2世が指示。1563年より建設開始)を聞き、スペインに仕事を求めて最終的にトレドへ渡ったとされる。マドリッドに首都が移ったとはいえ、それまでのだだっ広い野原を首都に変えるには相当の歳月が必要。当時は未だトレドが文化の都として栄えていたのでグレコもトレドに住み着いたのだった。
イタリアに起こったMinieristaというグループの手法を引いているのか、8頭身の人間離れした誇張表現が彼の特徴。彼の描くイエス・キリストはスタイル抜群、美形も美形でうっとりしてしまうほど。また、画の中における主体を際立たせようとして、彼は時に色とも遊んでいる。トレドのカテドラル(大聖堂)に保存される彼のイエスの画は、着衣であること、そしてその色が鮮やかな赤色であることで見る人の目をイエスの方へと釘付けにさせる。

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過去にトレドへは2回行っている。5年前と2年半前のことだが、今週授業を受けて改めてトレドを知って、以前見逃したことや注目すべきだったことを全く知らないまま旅をしたことに気づき、そして知らないまま帰ってきてしまったことを大変ショックに思った。マドリッドからなら日帰り旅行できるものの、もう少しゆっくり時間をかけて周ってもいいではないか、と個人として思う。
ダリよりグレコが好きな私だしね。グレコの美術館も行きそびれているし、どういうこっちゃ。

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posted by ixel at 19:00| パリ 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | España/スペイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月04日

シッチェス国際映画祭‘07

毎年開催されるカタルーニャ地方で有名な映画祭があり、今年もその時期がやってきた!
それがSITGES‘07 festival internacional de cinema de Catalunyaである。Sitges(シッチェス)というのはバルセロナから南へ海岸沿いに30kmほど行ったところにある小さな町。夏にもなると、ビーチにはたくさんの人で賑わう場所なんだとか。残念ながらバルセロナで泳ぎそびれた私、季節もここまで来るともう泳げないね・・・しゅん。まぁ、いい。今日は映画を観にはるばるバルセロナから駆けつけたのだった。サンドラと、彼女の友達のエバ。

後から学校の先生に聞いたのだが、このシッチェス映画祭、上映される作品は全てが「ホラー」らしい。
し、知らんかった・・・。

今夜3人で観たのは、話題作“El Orfanoto”。オルファナトとは「孤児院」のことであり、まさにそれはこの映画の舞台かつ彼女の住む屋敷でもある。主人公であるラウラ(ローラ)が幼少時代に過ごした孤児院を引き取り、知的障害を持った子どもたちを預かる施設を作ろうとするのだが、その場で彼女自身の息子の行方が分からなくなり・・・というストーリー。日本の公開はずっとずっと先だろうと思うので、楽しみを欠かないためにもネタバレは止めることとしよう。しかしホラーを映画館で観たことも無ければテレビで観たことも殆ど無い私がこの映画を薦めたい理由はちゃんとある。皆に言うと決まって「ホラーは怖いから嫌だ、見る気がしない」って言うけれど、作品の展開、構成、テーマの観点から見ると本当に面白い。久しぶりにいい映画を観た。先日観たタランティーノの“Death Proof”はスカッとさせる娯楽のための映画なのに対し、これはもっと芸術性を帯びているというか。1つ言うとすれば、“シックスセンス”に通ずるところがあるかも。映画を観た後に、観客同士で謎解きが始まるのは無理もない。

サンドラと2人、この作品のDVDが出た時には是非買おうと言っている。

・・・が、夜に一人で見る勇気はとても出ない。そんな私の横で「私は全く平気」と言ってみせるサンドラ。ほら、今もこれを書いてる瞬間にいくつかのシーンを思い出したら武者震いがした。

アカデミー賞 外国語映画賞出展作品、オスカーも狙える傑作!
怖くて鳥肌立つけど、観ないと絶対損するぜぃ???

《映画情報》
El Orfanato 紹介ホームページ(スペイン語)
http://www.clubcultura.com/clubcine/clubcineastas/guillermodeltoro/elorfanato/

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posted by ixel at 23:00| パリ | Comment(2) | TrackBack(0) | película/映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月01日

お好み焼きに挑戦

マドリッド時代、クラスメートとして一緒に勉強を共にした、日本人外交官の気さくなお兄さんがいた。その方はマサさんと言うのだが、彼が次の赴任先が決まってスペインを発つという時に、余った食材を全て私にくれたことがある。その中にあったのが、封の開いていない「天ぷら粉」。油を大量に使った後の始末のことを考えるとなかなか天ぷらをする気になれないixel、「この粉って天ぷら以外にも使えるだろう!」という方向で、本来の用途とは違うものを作ろうと思い立った今日。

まずはお好み焼きに挑戦!
なぜって、名前は「天ぷら粉」でも、小麦粉に多少のふくらし粉と色付けの卵が入っているだけで他は何も変わらないもの。ということは基本小麦粉同様に扱えるだろう、と。

で。
・・・思ったとおり☆
焼いたら色がよかったのと、多少膨らんだのはあったけれど、かえってふっくら仕上がったので◎。中身には基本のキャベツに、ツナとコーンとベーコンを足して。そして、これまたマサさんに頂いたオタフクの「お好みソース」でちゅちゅちゅちゅ〜と上からソースをかければ出来上がり!
大変美味しくできた。ありがとうマサさん。

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posted by ixel at 20:00| パリ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | en casa/家での生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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