2007年06月11日

広がる人脈

「せっかくスペインに行くのだから、日本人の少ないところへ行きたいの。」と言い、日本人と関わろうとしない友人が過去にいた。

日本人同士で固まって常に日本語ばっかり喋るのは、それは極めてよくないことだけれど、日本人同士でスペイン語会話することだってできるし(実際、私はカヨさんという日本人女性とは練習のためにいつもスペイン語で話をしている。傍から見るととっても奇妙な光景に見えるのだそうだ)、日本人だからこそ得られる情報もある。要は自分で取捨選択をし、日々を有効に過ごせということなのだが。

何が言いたいかって、こないだマドリッドで生け花教室に出かけたのだ。お免状を持った日本人の先生が3人。それぞれ流派が違い、未生流、草月流、・・・といろいろいて、スペイン語でスペイン人マダム相手に熱心に指導している。ちなみに私はまだ免状を持っていないけれど、3年ほど華道即天門という岐阜県にある小さな流派でお稽古を積んだのでスペインで教える生け花にも興味があった。

この教室を教えてくれたのは同じ学校に通う日本人女性。彼女も生け花したいな〜と思いネットで情報収集していたら、とあるサイトにヒット、そのサイトこそが生け花教室のサイトだったらしい。彼女はその場ですぐ電話をかけ、行きたい意志を告げると向こうも大歓迎で「それはどうぞ来てください」とのことだったのだそうだ。

学校で「もしかして日本人の方ですか?」と訊かれたのがきっかけ。日本人だからと接触を毛嫌いしていたらこんなチャンスには回り逢えなかっただろう。

私も誘われて初めて行ってみたが大変興味深かった。
しかも行ったところのお花の先生がスペイン日本人会の副会長という、何とも頼もしいお母さんみたいな人。

お稽古後、少し未生流の先生とお喋り。
「あなた他に何ができる?」と聞かれて、『お茶を続けたい』と言うと
「まぁ!じゃあお茶やりましょう!結構地方にも呼ばれるのよ!お茶やって下さいって」と言われ、

『実は僧侶なんです』と言うと
「まぁ!本当??じゃあ今度インターナショナルの文化教室で仏教について話してくれない?あなたスペイン語大丈夫でしょ?隣に誰かいたらいい?袈裟や衣は持ってきた?お経を読めるのね!まぁすごい!」とのこと。

文化を伝える機会がどんどん広がる広がる。

「書道はやる?」とも。『以前は習っていましたが、書くのは今でも好きです』って答えた。書くのには少々自信がある。

7月には日本人学校で盆踊り大会があるらしく、踊ってくれない?と頼まれ、快くOKを出した。浴衣が着られるんだって。
(太洋くんも行くでしょ?)わーいすごく楽しみ。

外国にいながらにして、日本の文化を伝える機会を得られるなんて日本人冥利に尽きる。外国の文化を学び吸収しつつ、日本の文化も紹介する。

・・・嗚呼素晴らしき哉、国際交流。
posted by ixel at 20:00| パリ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | memo/雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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