2007年11月12日

Fumar puede matar -スペイン タバコ事情

2006年1月1日から施行された、スペインにおける喫煙を規制する法律と言ったら、スペイン通の間では結構お馴染みかと思う。バルやレストランを除き、会社や学校、または公共の文化施設等での喫煙は一切全面禁止となり、今となっては建物を出た前の通りでスペイン人がたむろしてスパーっとやっている風景はよく目にするものである。どこの国へ行っても喫煙者にとっては肩身の狭い社会になってきた。

高校の時、保健体育の授業で先生が見せてくれた外国たばこの表示。
高1の時担任だった白H先生もスペインに留学していたということもあって、スペインたばこを見せてくれたっけな。海外の注意書きが結構過激なのを知って驚いた記憶がある。

そこで今日はスペインのたばこの注意書きについてちょっとお見せしたい。
外国のたばこの注意書きの過激さを知ってもらいたくて。それに比べると日本はとっても柔らかいなと。

IMG_2597_1.JPG
▲その1:"Fumar puede matar" 「喫煙は人を殺すことができる」
何とも強い一文。たばこの自販機にもでかでかとこの文句が書いてあると、買うのを躊躇したりしなかったり!?喫煙者はこの文句、どう捉えているのかしら。

tabaco2
▲その2:"Proteja a los niños: no les haga respirar el humo de tabaco"
「子どもにたばこの煙を吸わせてはいけません」

たびたび見るんだけども、レストラン等でモロに子どもがたばこの煙を吸ってしまっている光景。
何とも親は思っていないのだろうかとすごく心配する。

・・・などなど。文言はこの他にもいくつかバージョンがある。

こちらのバルでは、必ずと言っていいほど店内にたばこの自販機とスロットマシンが設置されていて、たばこを切らしたらすぐに買えるという環境。こちらの喫煙率はまだまだ高く、男性も女性もさほど差がないように感じるが、本当のところはどうだろう。昔は「女性が喫煙するとは何事か」という目で見られていたらしいが(30年前までのスペインは超保守的で、カトリックの掟を順守する国だった)独裁者フランコの死後、今まで縛られていたことから開放されたという反動で、皆好きなことをやり始めたのかもしれない。スペイン人の先生によると、昔に比べて女性喫煙者はずっと多くなったらしい。
それでか、スペイン女性の多くに濁声が多いのはたばこのせいか!と思った。

建物の中の全面禁煙は、吸わない人たちにとってはバンザイな法律で私も嬉しいが、街中にいるとスペイン人の歩きたばこの煙を真正面から受けるのと落ちている犬のフンを見るのほど不愉快に思うことはない。そしてたくさんの吸殻のゴミ。通りにたくさんのゴミ箱が設置されていても、ポイ捨てする人は後を絶たず、これは何か幼い頃の教育から力を入れていかないとどれだけ夜中に掃除活動をする人がいたって綺麗になりはしないと思ってしまう・・・。

名古屋の都心部では、歩きたばこでさえ罰金制度を布いたと聞く。
スペインでもそんな法が施行される日は来るのか?
でもこっちじゃ当分先になりそうな予感。

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posted by ixel at 23:48| パリ | Comment(8) | TrackBack(0) | España/スペイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どうも!
初めてコメントします。

先日はメッセージありがとうございました。

スペインの煙草事情ですか・・・。
けどこの注意書きにはびっくりです。

自分も3年前まで喫煙者でした。
やめて本当よかったなって思ってます。

今の日本で注意書きが突然こんな風にグレードアップ?されれば危機感を感じる人は結構増えると思いますね。

日本もかなり建物内での禁煙が進んできました。
この感じだと、いずれはスペインのように建物全面禁煙ということになりそうですね。

そちらは今16時なんですね。
日本は0時をまわったあたりです。
ではおやすみなさいませ!

Posted by すぎハガネ at 2007年11月15日 00:07
>すぎハガネ殿

こんにちは!
書き込みどうもありがとうございます。
ページを開けたときに誰かからの書き込みがあるととっても嬉しくなるのは、ブロガーであるすぎさんも同じでしょうか?
(差し支えなければリンク貼ってもいいですか?)

スペインの喫煙者数の多さには本当に驚いてしまいますよ。そこらじゅうで皆吸っているので日本に帰ったら空気の美味しさを実感するかもしれません。(笑)

日本の注意書きが優しいのはなぜでしょうね。
他の国では、モロに「肺」の絵が描いてあって、いかにもこれから自分はこのピュアな肺を煙で黒く侵していくのだと思わせるような施しがされていたりもするようです。

日本とスペインの時差は8時間。
日本の皆さんが起きだす頃にこちらは寝るんですよ。なんか変な感じですね。
Posted by ixel at 2007年11月15日 06:37
貴重な情報ありがとう。
英語圏にも「喫煙は死につながります」みたいな表示があったような。
これ、うちの生徒に見せるわぁ〜。
英語バージョンもどこかで手に入らないかなぁ〜〜(>_<)
Posted by mia at 2007年11月16日 14:11
>miaちゃん

こんなページ見つけたよ。
miaちゃんだけでなく、皆ここ見てみ。
海外のたばこに書かれた警告表示一覧。
ゾッとするから。

http://www.pat.hi-ho.ne.jp/ten250/biyou/tobacco.html
Posted by ixel at 2007年11月16日 19:21
↑ページを開いたら左にあるメニューの柱の中の
「世界のタバコ警告表示」ってところを見てみて。
Posted by ixel at 2007年11月16日 19:41
たばこの写真を検索してたどり着きました。
写真をおかりしてリンクはらせて頂きました.
どうぞよろしくお願い致します。
Posted by ぶち at 2010年09月27日 06:48
>ぶちさん

スペインから帰国して早3年。
このブログもずっと止まっておりますが(そりゃ留学も終わりましたし)、こうやって今でも検索して誰かが記事を読んでいる、そして誰かの役に立っているということを知れると何だか嬉しいですね。

たばこの写真はどこに使われたのでしょうか?
ブログを拝見しましたが、見つかりませんでした。

ところで、内容盛りだくさんの記事、見ごたえありますね。
更新がんばってください^^
Posted by ixel at 2010年09月28日 23:23
追記:

ちなみに、今年2011年1月2日からは、全面的に全ての建物(バル・レストラン含め)内での喫煙が禁じられました。

タバコを吸いたい人は、食事中でも外が暑かろうが寒かろうが外に出て吸わなきゃいけません。

喫煙者にとって肩身の狭い社会になっていきます。

・・・が喫煙率が下がっているのかは謎。
Posted by ixel at 2011年01月17日 20:54
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